1年目だけど辞めたい。初任だけど転職したい。
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この仕事は長く続けられない…
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もっと違う人生を送りたい…
働き始めて1年も経っていないけど、もうすでに辞めたい。
今のような働き方をずーっと続けるのは正直しんどい。
そんな先生も多いのではないでしょうか。
- 初任教師のストレスにはどのようなものがあるのか?
- 初任で転職する人はどれくらいいるのか?
- 初任で転職するメリットとは?
このような疑問を解決できます。
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初任教師のストレス
教師のストレスは主に、
- 膨大な仕事量に対するストレス
- 複雑な人間関係に対するストレス
- 不安定な自己成長に対するストレス
があります。(詳しくは教師のストレスを参照)
何年も勤務を続けている先生にだって多かれ少なかれストレスはあるんです。
教職1年目の初任者がストレスを感じないはずがありません。
初任者には初任者特有のストレスもあります。
初任者が感じやすいストレスを5つ紹介しましょう。
膨大な仕事量

先生方には膨大な仕事が課せられています。
4月、着任の挨拶や簡単な歓迎会が終わるとすぐさまに職員会議が始まる学校も多いことでしょう。
職員会議、校務分掌、教育課程、特別活動計画、生徒指導計画、情報教育計画、安全指導計画等…
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意味不明…
わけがわからないまま時間が過ぎていきます。
と思ったら、教材選定やら子どもの引継ぎ、時間割作成、教室整備などなど…
どんどん仕事が押し寄せてきます。
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もうわけわからん…
そしてあっという間に、子どもたちが学校に登校してきます。
始業式、学級開き、学級活動、係活動、給食指導、清掃指導、教材研究、授業準備、授業等…
仕事がどんどん押し寄せてきます。
あっという間に学習参観や懇談会、地域によっては運動会も始まるでしょう。
どんどんどんどん仕事に追われていきます。
朝から晩まで仕事漬け、いきなりの労働地獄の始まりです。
しかも、初任や若手には雑務が回って来がちです。(プリントの印刷ならまだしも、場合によってはゴミ捨てやお茶淹れまで…)
初任教師にとっては大きなストレスとなるでしょう。
初任でも先生は先生

初任であろうと、
若手であろうと、
中堅であろうと、
ベテランであろうと、
子どもや保護者からすればみんな同じ先生です。
つい先日まで大学生だった人も“先生”を演じなければなりません。
しかし、そんな仮面も簡単に剥がれ落ちてしまうでしょう。
頑張っても頑張ってもベテラン教師のように上手くいかないことがたくさんあります。
(初任が力不足なのはある意味仕方のないことですが)初任であったとしても求められるものはベテラン教師と同じです。
学級経営や教科指導、生徒指導ができなければ困ります。
ベテラン教師と自分を比べると悲しくなります。

先生に向いてないのかな…
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自分はなんてダメな先生なんだ…
教師としての自信を無くし、ストレスを感じやすくなってしまうかもしれません。
1年目は難しい

1年目は初めてのことばかりで、どうしてもうまくいかないことがあります。
下手な対応を続けると子どもの不信感が高まり学級崩壊にまで至ってしまう可能性もあります。
授業妨害や子ども同士のトラブルも頻発するでしょう。
保護者からのクレームも増すばかりです。
ときには人格否定までされてしまうかもしれません。
頑張っても頑張っても状況は良い方には向かいません。
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こんなに頑張っているのに…

もう本当に無理…
学級崩壊はまさに生き地獄です。
初任だけではありません。
若手にも、中堅にも、ベテランにも、
学級崩壊はどの先生にも可能性があります。
しかし、経験の少ない初任者は特に可能性が高いといえます。
初任は若すぎる?

晩婚化が進み出産年齢も以前に比べて高齢化しています。
40代や50代の保護者もめずらしくありません。
そんな保護者から見ると20代前半の先生は若すぎるかもしれません。
頼りなく感じてしまうかもしれません。
ほとんどの保護者は学校に協力的です。
しかし、1人でもモンスターペアレントがいると先生方へのストレス影響は甚大です。
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保護者対応に数時間…
ただでさえ忙しい先生にこれは酷すぎます。
先生方には余裕がない

どの先生も自分の仕事のことで精一杯です。
初任者のメンタルヘルスを気にかけている暇もありません。
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相談しにくい…

迷惑かけてばかりで申し訳ない…
そもそも初任者はまだ1年目なので同僚ともそこまで親しい関係になれていない場合もあります。
初任の先生は孤独感を感じやすいのです。
初任教師の離職率
以上見てきたように、初任教師は強いストレスにさらされています。(しかも初任者の給与は少ない)
では、初任教師の離職率はどのようになっているのでしょうか?
2016年度 | 2017年度 | 2018年度 |
---|---|---|
1.13% | 1.24% | 1.42% |
初任教師の離職率は、年々上昇していることがわかります。
1997年度の初任教師の離職率は0.26%ですから、20数年間で5倍以上に上昇しています。
教職のブラックな状況が表面化していることを考えると、初任教師の離職率は今後も上昇していくだろうと予測されます。
増え続ける初任退職者
増え続ける新任教諭の退職者を伝えるニュースも後を絶ちません。
新任教諭の退職、公立校で相次ぐ 精神的な不調、東京では理由の4割
心病むケースも…新任教諭の退職相次ぐ 1年内に全国で431人
新人教師の病気による退職理由 ほとんどが「精神疾患」
1年目の先生たちを追いつめてしまうのが、今の学校教育の現場です。
初任者でも辞めたいという気持ちが出てくるのも当然のことです。
教員採用試験の低倍率化

このような現状ですから、職業としての教員の人気は、ますます低迷しています。
教員採用試験の倍率は、過去最低を毎年更新している状態です。
2022年度の全国の教員採用試験(小学校)の倍率は、2.5倍でした。
倍率は、地域差が大きく、5倍を超える自治体もある一方で、2倍を切ってしまう自治体(限りなく1倍に近い自治体も)もあります。
さらに、教員採用試験は、試験の日程が重複しなければ、併願も可能です。
併願込みでこの倍率なのですから、競争率の実態は、もっと低いものとなりそうです。
(自治体によっては)もはや、誰にでもなれる仕事であるといっても過言ではなさそうです。
初任教師が転職するメリット
初任教師(若手教師も含む)が転職するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
以下の3つのメリットが考えられます。
- 視野が広がる
- ブラックな環境からの脱出
- 転職は早ければ早いほどいい
詳しく見ていきましょう。
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視野が広がる

世の中にはいろいろな職業、お金を稼ぐ方法があります。
教師として一生を過ごすだけでは知ることのできない世界がそこにはあるのです。
転職を、転職活動を通して間違いなくあなたの世界は広がります。
教育に染まり切っていない初任者や若手教師であれば新しい価値観にも柔軟に対応することができるでしょう。
学校という閉鎖的な空間でそのまま一生を終えていいんですか?
ブラックな環境からの脱出

教育現場はまぎれもなくブラックです。
教師にはハードワークが求められます。
初任や若手教師は潰される前に逃げた方が得策かもしれません。
自分自身や自分の家族を顧みず、自分のリソースを仕事に費やして疲弊していく先生方をたくさん見てきました。
あなたにとって本当に大事なものは何ですか?
あなたのたった1回だけの人生を仕事に捧げていいんですか?
転職は早ければ早いほどいい

転職は早ければ早いほど有利です。
初任や若手教師であればポテンシャル採用も可能です。
未経験分野でも新たにキャリアを築いていくことができるでしょう。
逆にベテランの転職となると絶望的です。
決断は早ければ早いほどいいのです。
「石の上にも三年」や「苦労は買ってでもしろ」という言葉がありますが本当でしょうか?
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仕事なんだから辛いことも我慢…
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毎日ヘトヘト…
本当にそれでいいんですか?
自分の幸せや満足のいく人生を送る選択をするのはあなた自身です。
決断して行動するのは早ければ早いほどいいのです。
そのまま教職を続ければ、嫌々ながら教職にしがみ付くしかできなくなりますよ?
本当にそれで満足のいく人生になりますか?
まとめ
1年目だけど辞めたい。初任だけど転職したい。
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この仕事は長く続けられない…
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もっと違う人生を送りたい…
働き始めて1年も経っていないけど、もうすでに辞めたい。
今のような働き方をずーっと続けるのは正直しんどい。
初任でも転職していいの?
転職していいんです!
むしろ初任だからこそ若手だからこそ転職という選択肢を持っておくべきです。
理由は以下の通りです。
- 視野が広がる
- ブラックな環境からの脱出
- 転職は早ければ早いほどいい
今のまま教師として毎日ヘトヘトになるまで働き続けて本当に満足のいく人生になるでしょうか?
自分の生き方を選ぶのはあなた自身です。
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コメント
大変素晴らしいブログですね
初任教師の立場に寄り添った大変身になる内容だと思いました
これからも応援させていただきますので御身体ご自愛の上、質の高い内容をよろしくお願いします
お読みいただきありがとうございます。
これからも頑張って参ります。
コメントありがとうございます!